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トピックス2009.07.01号  2009.07.01登録
 沖縄地方の梅雨が明けて、いよいよ関東地方もじめじめした雨の日が続きそうな気配です。それにしても、6月末は、暑い日が続きました。今号は、明治神宮外苑で写した、タシロランと恩田川沿い遊歩道の花壇に咲いているオオマツヨイグサの花をお見せします。


タシロラン (ラン科)
 明治神宮外苑は、下の写真のようなタシロランの群落をいたるところで観察できます。通路の近くにも生えているので、林内に入らなくても、観察することが出来る絶好の観察地です。
 タシロランは、腐生植物で写真のように略白色で、透明感がある花を咲かせます。根茎は、楕円形で地中に横たわっています。右のように綺麗に開いた花に出会うことが少なく、小さなイカを丸干ししているようにぶら下がっています。

撮影:2009.06.26 

タシロランの花
タシロラン1タシロラン2


オオマツヨイグサ (アカバナ科)
 何方かが、植えたと思いますが、恩田川遊歩道の花壇でオオマツヨイグサが咲き始めました。オオマツヨイグサは、ツキミソウと通称されるように夕方から咲き始め翌朝まで咲いています。この場所は、街灯の下で開き始めたのは、19時過ぎからでした。また、29日は、強い太陽が照りつけなかったため、08時ごろまで開いていました。
  撮影:2009.06.28,29
オオマツヨイグサ
 オオマツヨイグサの雄しべに近付いて見ると綺麗な花粉のネックレスが出来ていました。
オオマツヨイグサの蕾オオマツヨイグサの花
 上の蕾をクリックすると右の花のように開きます。
 撮影:2009.06.29 19:17〜19:28
オオマツヨイグサの蕊
撮影:2009.06.28 6:30

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