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| トピックス２００３.０５.０１号 （かしの木山自然公園で） 2003.05.01登録 |
| フジの花が、咲き始め、草原には、ニガナやイワニガナ（ジシバリ）が、林床には、キンランが、咲き始めています。 また、ムラサキサギゴケも花を咲かせています。かしの木山自然公園に育成するのもは、比較的淡い色です。周りの樹木の成長によって、日当たりが悪くなったためと思われるが、近年 めっきり少なくなりました。 このムラサキサギゴケは、花柱の先が動く事が、よく知られています。今号は、この動きを写真にして見ました。 撮影：ニガナ(右) 2003.04.28 |  |
 | ムラサキサギゴケ（ゴマノハグサ科） 今回実験したムラサキサギゴケは、鉢で培養していた固体を使用しました。花柱の先は、閉じる時は早く、刺激してから１０〜３０秒位で、閉じます。元の開度に開くのに日当たりの良い所で実験したときは、３０分くらいでしたが、今回は、２時間程度掛かりました。じっと見ていたわけではありませんので、開きかけた時に、小さな虫による刺激を受けたかもしれません。実験日は、曇天で比較的気温の低い日でした。（ 2003.04.23 ） |
 刺激を与える前の状態です。 |  細い草の葉先などで、上のように花柱の奥を触ります。（実験と別の花） |
 刺激を与えると直ぐ動き出します。 （約 １０秒後） |  もう殆ど閉じました。 （約 ３０秒後） |
 完全に閉じました。 （約 １５０秒） |  少し開きかけました。 （約 ２０分後） |
 開いたのが、肉眼でも確認できます。 （約 ２９分後） |  大きく開いていた時の約半分開きました。 （約 １時間後） |
| 刺激後 約２時間後まで観察しましたが、薄暗くなったので、観察を終了しました。周囲温度や照度などを違えて、幾つかの花を観察すると面白いと思います。 | |
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